バスを降りようとしたら、前の前にいらした会社員らしい男性が、交通系ICカードで精算されて、急いで降りていかれたのです。
ところが、上手く精算できなかったようで、バスの運転手さんが
「お客さん、お客さん」
と呼び止められたのですが、男性は気づかずに行かれてしまい・・
なんとバスの運転手さんは、シートベルトを外し、お客様との間の透明ビニールをくぐり、
「少しお待ちください」
と言い残して、猛ダッシュでその会社員さんを引きとめに・・。
しばらくして一緒に戻ってこられて、無事に精算。どうも、乗車した時にちゃんとタッチできていなかったようでした。
それを見て、ふと思い出したこと。
大学時代に受けた商法の授業の教授のこと。
毎年、階段教室と呼ばれている、教壇から階段状になっている大教室で、「商法」の講義を持たれていらっしゃった先生です。
「後ろの方の席に座っていて、講義の最初に出欠をとったら、そのまま授業を抜け出す」というのは、その頃、大学生あるあるでした。
「ある年のある日、出欠後に抜け出していった学生を見つけ、学生を追いかけて、教壇からダ〜ッと猛ダッシュ。グラウンドまで追いかけていった」という話が、学生の間で代々語り継がれている教授でした。
めっちゃ足が速かったそうです。
そして、その学生を連れて戻ってこられたのだとか。
私も話を聞いただけですが、バスの運転さんのダッシュ姿を見て、その教授のことをついつい思い出しました(笑)
お2人とも、正義感の強い人・・ですね、きっと。
最近ダッシュしていないですね。
大人になってからダッシュした回数なんて、ほとんどないかも。
思い出すのは、頼まれたシューズ6足を両手に持ってレッスンに行く時、そのシューズを忘れないように・・と思ったら、ウェアとかシューズとかCDの入った大切なリュックを忘れ、駅に行く途中でそれに気がついて、通り道にあった交番に荷物を預けて、猛ダッシュしてリュックを取りに帰ったこと。
レッスンに遅れてはいけないから、走らないわけにはいかなかったという・・
もう10年以上になりますけれど、あれから猛ダッシュしていないです😆
ああいう猛ダッシュは、もうしたくないですね😅
忘れ物などにはくれぐれも気をつけましょう(笑)