怪我に対する応急処置の基本として、RICE治療が施されます。
R—安静(Rest)
I—氷で冷やす(Icing)
C—圧迫(Compression)
E—高くする(Elevation)
私は今までにも、特にアイシングの恩恵を肌で感じる体験を何度かしました。
《その1》
何年か前、旅行に行った時の夕食。土鍋そっくりの鉄鍋の蓋を誤って素手で開けようと握ってしまった時のこと。
「鉄製ですので、蓋は必ずおしぼりを使って開けてくださいね」
と言われていたにもかかわらず、吹きこぼれてきたため、慌てて素手で開けようとしてしまったのです。
右手の親指・人差し指・薬指を火傷‼️ 範囲は狭いけれど、かなり高温の熱に深くまでやられました。
熱くて痛いのなんの・・😭
油薬と氷をもらって、とにかく冷やす冷やす😣❄️
氷を持っている時は痛みが和らぐけれど、氷を離すと、燃えているように熱く本当に痛くて・・😭
本当に長い時間、氷を当てて、熱を下げ、外して、また当てて・・。あまりにも熱くて痛いので、本来のアイシング時間より長く氷を持っていました。
すると、3時間くらいした頃には、不思議に熱さも痛みも無くなったんです😮
ビックリ、ビックリ😮
その後、順調に回復。何日かして、ぺろっと皮が剥けて終わり🥰
氷ってすご〜い‼️と感じる体験でした。
《その2》
つい先日、スポーツクラブでのトレーニング中に、使用していたフリーウエイトのプレートとプレートの間に指を挟んでしまいました😱
幸い、指の腹を潰す形で、爪は大丈夫だったのですが、指の腹が紫に変色して、めっちゃ痛くて・・😭
すぐにフロントに行き、スタッフにお願いして、氷をもらい、速攻アイシングしました。
しばらく冷やしたり、取ったり、冷やしたり、取ったりを繰り返していくうちに、内出血の紫色が薄くなり、押さなければ痛くなくなりました😃
これは、そのアイシング後に撮った写真です。30分ほど前には、すごい紫になっていたとは思えないでしょ。
翌日には、さらに色も薄くなり、痛みも減り、その後の回復がめっちゃ早かったです。
やっぱり氷で冷やすアイシングは、応急処置としてすごい効果があるなあと実感。
アイシング、恐るべし😆
あっ、アイシングには、コールドスプレーとかではなく、氷がよいです。
コールドスプレーは、缶内にガスが入っていて、そのガスを噴射し、ガスが気化する時に周囲の熱を奪う気化熱を利用して冷やす原理となっています。その噴射されるガスは-40度ほどの低温なので、直接肌に噴射したり、長時間当て続けると凍傷になる可能性があります。
コールドスプレーによる凍傷を防ぐためには、少し距離を置いて使用する(15㎝くらい)、服、タオルの上から吹きかける、連続して長時間同じ場所に使用しないなどを注意しないといけません。
時と場合によって、コールドスプレーがよい場合もありますが・・。
またアイシングの方法には、他にもいくつかあるけれど、氷は0度以下にはならなくて安心ですし、お手軽なので、やっぱり氷がオススメかな・・😊