今朝のロコモ予防のレッスン前、いつもご参加くださる女性が、スタジオで仲間とお洋服のままおしゃべりしていらっしゃいました。前々から「最近、肩が痛いのよね」とおっしゃっていた方です。痛いことは無理しないでとお伝えしていたのですが・・
どうされたのかと思ったら、暗い表情で「お医者様から肩を使わないように言われたので、レッスンはしばらくお休みします。ちょっとだけマシンで歩いて帰ります」って。
脳トレの意味もあり、腕の動きも入れるけれど、このクラスの目的は、認知機能の向上ではなく、有酸素運動能力の向上と下肢・コアのトレーニング。だから、大切なのはしっかり脚を使うこと。
なので、すかさず
私「歩くときに腕を振るのは大丈夫ですか?」
会員さん「それは大丈夫。腕は振るのは問題なしよ」
私「それなら腕を上げたりする動きはやらないで、その分、脚をより大きく動かす事に意識を向けたらいかがですか? 使えるところは一緒に使いませんか?」
そしたら、即決「そうします😃」と表情も明るくなり、即、着替えに行かれました。
どこかが痛いと、運動や活動を全てストップされてしまわれる方がいらっしゃいます。その会員さんは、それでもマシンで歩こうと思って、スポーツクラブまで足を運んでくださったので、今日お話させていただくことができました。本当によかったです😊
もちろん、痛いことは、その人にとっては、やってはいけないことだけれど、出来ることはやった方がいい‼️ 痛めていない身体の部位は動かした方がいい。
結局、レッスン中もその方へのアドバイスを入れながら、出来ること(代替案)も探しながら、今日もしっかり一緒にロコモ予防運動ができました😊
「先生に後押ししてもらって本当によかった😃 レッスンに出ないんじゃなくて、レッスンに出て、自分に出来ることをすればいいってわかりました。ありがとう💓」と言って帰られました。
「そのレッスンの目的は何なのか?」
しっかり理解して指導にあたることで、受講者の運動の可能性は広がりますね👍
また、昨日レッスンに行ったスポーツクラブでは、私が担当させていただいている中級レベルのエアロビクスのクラスに、初めてそのレッスンに参加されるという若い女性がいらっしゃいました。
「エアロビクスがやりたくて、このクラブに入会しました。まだ入会したばかりです。この前、他の曜日に1回出て、今日で2回目です」と。
他のスポーツクラブに入っていたけれど、エアロビクスのレッスンが少なかったため、エアロビクスのレッスンを受けたくてこちらのクラブに変わられたそう。
エアロビクスのレッスンは、どこのスポーツクラブでも、以前よりかなり少なくなっていますが、「エアロビクスが受けたくて」という若い方がいらっしゃるのは、本当に嬉しいですね😊
エアロビクスって、レベルは様々あるけれど、適度な有酸素運動で、手と足で違う動きをするし、脳をしっかり使えます😃
いろいろな指導現場で、エアロのレッスンに毎週参加してくださる皆さんの口から、「エアロビクスってボケ防止になるよねえ😉」「ボケないようにエアロ続けなくちゃ❣️」という言葉をお聞きします。
それぞれの参加者が、それぞれの目的をもってエアロビクスに参加されます。
体力アップ・認知機能の向上・ストレス発散・上手に動けるようになりたい・いろんな動きを楽しみたい・・・
目的はそれぞれでも、楽しくなくちゃ💞 そして、一緒に楽しみながら、それぞれの目的を達成してもらえるように指導できることが私達指導者の役割。インストラクターにとっては1対多だけれど、参加者から見たら1対1なんですものね。
よく見て、よく考えなくちゃ😊💓
エアロビスクに限らないけれど、運動指導者は、参加者が【どこで】【何を目的に】【どんなレッスンを】受けるのかをキャッチして、参加者それぞれの思いに応え、満足していただけるようなレッスンを提供できないとね😊
指導者の存在・役割・責任、とっても大ですね。
その分、やり甲斐も本当に大きく、参加者の「楽しかった(^^)」「できた(^^)」などの喜びの声が、私達指導者にとってのご褒美ですね❤️
健康・元気 おたすけ隊https://www.facebook.com/nicochan235/